今日の読書

 

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

 

 今日はこれを。


仕事でミスを連発し、物忘れがひどくなる一方の自分に恐怖し、どげんかせんといかん一心で読了。ごく一般的で当たり前とされているようなことでも、説得力を持たせて書いてあるので、目を通してみて改めて生活改善をしていきたいと思える内容でした。明日からでも実行できそうな優しいものが多く、ハードルはそう高くありません。細やかにアプローチ方法が書いてあって参考になりました。

  • 睡眠をしっかり(7時間半)とり、朝は一定の時間に起きて生活リズムの原点を作る。
  • 脳のウォーミングアップのために手・足・口を朝から動かす。
  • 脳の基本回転数をあげるには、時間の制約が必要。
  • 基本回転数はあげれば暫く持続するのでその間に仕事をし、回転数が落ちてきたら休憩を取り、また時間の制約をもって仕事をする。
  • 時間と仕事の量の関係を意識しながら仕事をする(時間の制約を設けないで仕事はやらない)。
  • 前頭葉の体力がないと、面倒なことはしたくない・楽をしたい・人任せにしたいといった感情に流され、人から命令されなければ動けない主体性のない人間になる。
  • 何をするのも面倒くさい状態になっているときは、少しでも身の回りの雑用から始める。少し面倒くさいと思える問題を少しずつ解決していくことで、前頭葉の体力を上げることができる。
  • 雑用を速く、的確に処理するための自分のルールを持っていれば即座に判断ができる。
  • 物の整理は思考の整理。忙しいときほど片付けを優先する。
  • 脳の健全な働きのために、目を大きく動かす(フォーカス機能を持つ)時間を意識的に持つ。
  • 視覚化情報が遮断された状態で耳から情報を得る訓練をする。
  • 使える記憶を増やすには、出力することを意識して情報を取る。テレビを見るときも、漠然と見るのではなく、○○に説明することを前提として見る、メモを取る、など。
  • 自分の失敗を記録する。小さな失敗ほど忘れて繰り返すので、小さな失敗ほど記録し、起こった状況や時間帯など傾向を分析する。


なにせ三日坊主なもので、意気込んでもどれだけ続けられるかというのはあるんですけど、一つか二つなら明日からでも出来そうなのでやってみようと思います。ミスを減らせますように。

Chromebookを導入しました

Chromebookを衝動買いしました。

もともと趣味で創作活動をしていて、文書作成のためのサブマシンには強い憧れがありました。が、熱しやすく冷めやすい・三日坊主を看板に掲げてもいいくらいに飽き性の私は、新製品に飛びついては一月も経つと触らなくなる、という愚行を度々繰り返していたもので、どうしても高価になりがちなPC関係のものを新調するのは二の足を踏みました。実際、以前に購入したPomeraDM100は、原稿するにうってつけのツールであったにも関わらず、今はまったく触っていなくて。それはどこでもぱっと開ける便利なpomeraのエディタ画面は素晴らしいながら、明朝体が使えないという一点にやる気を削がれたということもあるんですけど、それなりに値の張ったものを引き出しの奥に仕舞い込んだきりにしてしまうのは宝の持ち腐れには違いなく。ついに明朝体が実装されたpomeraDM200も、きっと同じようなことになる、と、歯を食いしばって見送った経緯があります。
そういうわけで今度も迷ったんですが、存在を知ってから二日ほどうんうん悩んだあげく、誘惑に負けてついにポチり。
評価を集めていていいなと思ったのが、①ネット接続ができてchromeブラウザで出来ることなら大体できる、②余計なソフトがなくて使い方をシンプルに自分の中で特化できそう、③起動が早いの三点。
今はデスクトップパソコンを一台メインに使っているのですが、毎日使用するのはChromeと、あとはWordとたまにillustlatorくらい。ゲームもブラウザゲームしかやっていないし、毎日のちょっとしたことならChromebookで十分果たせることに気づきまして。もちろん他に使いたいソフトがある以上、デスクトップパソコンを廃して完全にChromebookに移行するという訳にはいかないんですけど、持ち運びのしやすさ等も加味して考えると、これは使いこなせれば自分にとってかなりプラスになるんじゃないか、と思ったのでした。
Chromebookの存在を知ったのがPodcastで聞いている「Rebuild」でのお話だったんですけど、それを聞いてから2日でポチってしまったので衝動買いと言って差し支えないでしょう。
そして昨日届きました。購入したのは色んなところでおすすめされていたASUS Chromebook Flip C101PA。

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慣れるまで暫くかかりそうですが、サイズもちょうどいいし、使用感は良いです。普通のノートPCと比較すると割合安価とはいえ、薄給の身の上としてはそれなりの出費をしたつもりなので、大事に使っていきたい。長い付き合いになるといいな。

今週は三冊を読みました

2/8まで講談社の10,000冊以上のkindle本が50%ポイント還元、というセールをやっておりまして、この機に気になっていた本を纏め買いしました。気になっていなかった本も衝動に任せて買いました。11冊くらいは買ったかな。積読を減らそうと思っていたのに逆に増えてしまったのですが、今後の楽しみが増えたと思うことにします。

今週読んだ本は以下。ネタバレも少し。

オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫)
 

辻村深月さん。
「冷たい校舎の時は止まる」「 凍りのくじら」「僕のメジャースプーン」を昔読んだことがあって、何れも好みのお話であったので、作風が自分の好みに「合う」作家さんなのだと認識しています。初読の作家さんは地の文が肌に合うか合わないか、半分博打みたいなところがあるのですが、辻村先生のお話に関しては何の不安もなく読み進めて読了。
中二病に罹患していた時代、と言い捨ててしまえばそれまでだけど、当時だからこそ感じられていた、リアルの感情だったのだと思うことがたくさんある。融通が効かずに、いつでもなにかに必死だった自分の中学時代を思い返しました。
アンが水着を隠され、それを徳川にフォローされたくだりで既に感極まっていたのですが、「決行の日」とその後のクライマックスの描写が素晴らしい。アンと徳川の関係について、しめくくりをああやって描いて貰えたこと、読者としても幸いに思います。

新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

 

 倉知淳さん。先程述べたように初読の作家さんは、好みかどうか分からない段階で購入するのは博打なところがあると思うんですけれども。
最初の十頁くらいを読み終えたあたりで、これはアタリだと思いました。すこぶる読みやすい。読みやすくない本が悪い本であるとは思いませんが(そもそも自分の理解が及んでいないだけということも多々ある)、自分にとって何度も読み返しやすい本はやはり、文章がリズミカルで、さらさらと情景が頭に入ってきて流れるように読めるものが多いです。倉知先生の作品はドンピシャでした。
内容はクローズドサークル「雪の山荘」もので、いたってフェアな本格ミステリ。例え読者を騙す高度なテクニックが使われていたとしても、フェアには違いありません。
実は「犯人は誰か」という核心部分については、作者の仕掛けに早々に気付いたというか、「こういうことかな?」と思い至っていたのでそれほど驚きはありませんでした。しかしながら、人物の掛けあいの面白さや、推理パート等、真犯人当てとは別の個所もとにかく楽しくて、読み進めるのが全く苦になりませんでした。他の倉知先生の作品もポチポチしたので、追々読む予定です。

時短勉強術 (「根性なし」「体力なし」「ラクしたい」人のための)

時短勉強術 (「根性なし」「体力なし」「ラクしたい」人のための)

 

 
Qさま!!でも回答者として無類の強さを発揮している、天明麻衣子さんの実用書。発売当初から気になっていたのですが、先日kindle化したのを知り購入。

もういい歳なのに、スキルもキャリアもなく、地方の中小企業で薄給で働いている身からすると、天明さんのような出来る女性の生き方には憧れるものがあります。根性なし・体力なし・ラクしたい、というフレーズはそっくり私も同じなのに、その上に私は「効率が悪い」「要領が悪い」までつく救いようのなさなので、天明さんの効率重視での勉強術については大いに学ぶところがありました。これを機に勉強したい!という気持ちが湧いてきます。
特に資格試験を考えている方、受験勉強を控える学生にオススメの内容です。

機種変更しました

機種変更をしました。

4年間使用していたiPhone5sからSEへ。変更の決め手は、近頃バッテリーがすぐなくなるようになっていたこと、16GBの容量のために必要最低限のアプリしか入れることができず、使用に限界を感じ始めていたこと。SEを選んだ理由は、5sとサイズがほぼ同一なので、使い勝手に変わりがないであろうことと、イヤホンジャックが残っていたからです。最新のものはイヤホンジャックが廃止になったようですが、ワイヤレスは充電の手間があるので極力使いたくなかったんですよね。

さっそく最寄りのショップに電話をしたのですが、なんと在庫なし。少し前の機種なので、取り寄せも無理であるとのこと。WEBで調べたときは、まだ人気のある機種とあったので、もしかしたらもう何処にも置いていないのでは……と危惧しつつ、その後も県内のショップに数件電話をかけたところ、なんとか在庫のあるショップを見つけることができました。
後日電車とバスを乗り継いでえっちらおっちら、少々遠出になりましたがショップで無事にSEを受け取りました。カラーはSEにしかないというピンクゴールドの128GB。前は16GBの機種を使っていたので、単純に8倍の容量ということで、それだけでも若干テンションが上がります。
プランを変更し、丁寧かつ言葉巧みなお姉さんの口上にうまいこと乗せられて新しいカードやら何やらの契約も済ませ、もっと理路整然と話を受け応えられるようになりてえと後悔しつつ、店を後にしました。

お店での契約のときの会話には、非常に反省点が多い(事前に調べて行った契約内容について話に全然生かせなかった)のですが、新しい機種を得た喜びの方が優っており、そういうところだぞ……!と自戒をこめつつ。
とにかく今まで入れられなかったアプリをこれでたくさん入れられるし、音楽や写真も気にせず放り込めるので、新iPhone、十分に活用したいと思います。


帰りの駅で飲んだホットチョコレート美味しかったなあ。また飲みに行こう。

土日分まとめて

12月9日

午前は仕事。夕方は「凛太郎」なるお店で忘年会。白子のポン酢あえがとても美味しかったけれど、お酒が飲めない・話の合う同年代の人がいない・他人の話に基本的に興味が無いの三重苦のせいで飲み会はいつも退屈で、昨夜も例に漏れずでした。私の注意力が皆無であったり、記憶力が壊滅的であったりするのは、恐らく他者に関心が無さ過ぎて、他人の話をしっかり聞いていないからなんだろうなあと思うのですが、「他人に興味を持つようにする」っていうこと自体の難易度が高過ぎて、改善できる気がしません。仕事はミスなくこなせるようになりたいものですが。それさえできれば、職場で仲の良い人を作らなくてもいいじゃないですか。

食事を堪能するに徹して、あとは殆ど無言で他の方の話を聞いていました。帰路を送ってくれたTさんや、少しお話してくれたOさんの笑顔が救いでした。帰途に着こうとして電車内で寝過ごし、隣駅まで迎えに来てくれた母に多謝。

 

12月10日

わりと早起きして皆と一緒に御飯を食べられたところまではよかったのに、その後こたつで寝たせいで結局いつもと変わらないだらだらした日曜日に。溜まっていたマイクラ動画を一気見しました。

 あと今日はこれを読了。

罪の声

罪の声

 

購入自体は随分前にしていたのに、読了までに時間が掛かってしまいました。実際の事件を題材にしていて、評判通り面白い内容でしたし、評価が高いのも頷ける綿密な書きぶりでしたが、あまりに密でリアリティのある書き方をされているので、ノンフィクション本というかドキュメンタリーを観ている気持ちになり、ミステリを読んでいる感じがしなかった。「フィクションのミステリ」の、ベタさというか、お決まりの作り物感が好きな性質なので、こちらの社会派ミステリは、面白かったけれど、好みからは外れていました。次はもう少し作り物っぽいミステリを読もうと思います。

珍しくクッキング

今日は前々から「スコーンを作り、紅茶を淹れて優雅な時を過ごそう」と計画していた日であったので、材料が揃っているのを確かめついに実行に移しました。

と、その前にお昼。

ミニトマトとタマネギとしめじとベーコンを、トマトジュースで煮込み、コンソメと塩胡椒とみりんで味付けしたパスタ。今までの中では上手くいきました。

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そしてスコーン。

ミルクの量を間違えたり、オーブンで火傷したり、完成品がレシピと全然違ったりと散々でしたが、サクサクに仕上がったので家族からは好評めでした。紅茶は貰い物のニルギリ。f:id:fukimiya:20171205001549j:plain


ロンドンハーツのカズレーザーさんドッキリを見て

 

一昨日はカズレーザーさんがドッキリ企画で出るということで、普段はあまり見ないロンドンハーツを視聴しました。クイズ番組が好きなのもあって、前々からカズレーザーさんが好きなのですが、底知れない魅力を持った方だと改めて感じました。

以前にドッキリ検証があったときは、VTRを見ているひな壇のカズレーザーさんの笑みがぎこちなく感じたんですよね。「人が良すぎる」とマネージャーさん達から注意を受けるくだりで、瞳から光が喪われていて、何かを堪えているような表情に見えました。だから、「いい人」扱いをされることがカズレーザーさんにとっては苦痛なんだろうか、とそのときは思ったんです。番組の意向でそういった演出をされることに、思う所があるのかしらと。カズレーザーさんの芸風は人を食ったような言動が多いですし、善人扱いされ過ぎることは「ネタ」に支障を来すこともあるでしょう。また、自分が思っている自身の性格と、外の高評価とのギャップもある。カズレーザーさんは人が清濁併せ持つことを理解して生きている方であって、性善説を支持している訳でもないのに、己のポリシーに従って行動している姿を僅かに切り取られ映像化されただけで、聖人のような扱いをされてしまう。ギャップにやり切れなさがあったのではないか、と思いました。

今回は、複雑そうな表情をしているところもありましたが、全体的に、柔らかくよく笑っていたなあという印象があります。笑みを堪えているように見える表情もありました。「いい人」扱いを共演者たちからされることも、コメントではやはりどこまでも謙虚でしたけれども、ある程度は素直に受け入れられているように見えました。前回のドッキリから半年間ほどの間に、何か心境の変化があったんでしょうか(もちろん、前に見た私の印象が間違っていたのかもしれませんが)。カズレーザーさんにとって負担にならないドッキリであったのなら、良かったと思います。弟子という、新たな縁が生まれた訳ですしね。

カズレーザーさんが弟子の中川さんに「力になれなくてすみませんでした」と頭を下げる姿には、本当に胸を打たれました。カズレーザーさんのお笑いに対する真摯さや、人に対する真っ直ぐさが清々しく、心根が美しいと評されるだけの明快な方ではないと知りながらも、ずっと目が離せませんでした。今後、何度も見返すことになると思います。